(数字は、冊子でのページです)
◎阿智の開拓祖神について 94
*延喜式内社阿智神社の祭神「思兼命」は、史書の中でどう触れられているか?
◎阿智の神々考 99
*阿智村には旧村社・郷社が10社もあり、産土神を調べると面白い事が分かる。
◎栗矢の産土神由来 121
*栗矢八幡社の祭神、天日鷲命は、江戸時代には結城大明神と呼ばれていた。
◎朝日受永の寺社評価 127
*江戸初期、朝日受永は伊那谷の寺社に格付けを行い、朱印状下付を約束した。
◎古典文学的な神社名考 140
*阿智村周辺の古典文学的な寺社名は意外に新しく、江戸後期の命名である。
◎「吾道宮(あちのみや)縁由」を読む 149
*伊豆竜沢寺東嶺和尚は、山王権現こそ式内阿智神社であると断定した。
●伊賀良(いがら)神社の棟札 164
◎黒船来航と阿智神社の祈祷札 170
*海のない信濃国でも黒船来航の際には祈祷が行われた。
◎送り返されたお鍬様 174
*江戸中期、伊那街道を「お鍬様」という祭りが、大騒ぎでやってきた。
●小野川村小松氏の氏神 177
◎安布知神社と阿智神社 185
*安布知神社と阿智神社は共に思兼命を祀るが、元は前宮、奥宮だったとも言う。